川畑賢一通信第12号
三月議会も26日で閉会を迎えます。いよいよ4月26日投開票の市議会選挙に向かって一斉に走り出します。そういう中、川畑賢一通信第12号の配布を開始しました。中学校図書事務配置中核市四例目
船橋市の平成27年度予算に関する事が主な内容です。特筆すべきは、中学校図書事務が市内全中学校に配置されることになった事です。。これは全国的にも画期的な施策です。中核市では岐阜、那覇、宇都宮に次ぐ四番目になります。今までは小学校の図書事務の先生が週一日、二つの小学校から一つの中学へ勤務していました。これで中学校も平日は毎日図書室に一日五時間ですが、図書事務の先生がいて下さることになります。
中学にも図書事務配置をとは議員に当選以来教育委員会に促し続けた事でした
武道場設置を急ぐべき
中学に早急に武道場をとの要求は認められませんでした。中学27校中、武道場の無い学校が18校あります。中学での武道の必修が義務づけられたのは平成24年からです。ところが教育委員会で武道場を最後に整備したのは平成9年でした。
27年度に武道場整備が予算化されなかったのは、学校の耐震工事がまだ終わっていないからとのことです。
武道場の無い学校の生徒には気の毒だと思います。こういうところは税金の使途としては不公平です。特に子供に関する教育予算は公平であるべきです。
運動会・体育祭の国旗掲揚は開会式で
中学校の体育祭ではほとんど開会式で国旗は掲揚されていますが、小学校の運動会では開会式ではなく朝掲揚する学校が半数以上あります。国旗に対する国際儀礼を教えるのは運動会が一番適切ではありませんか。かつて国際大会で我が国のスポーツ選手の国旗に対する非礼が非難されたことがありましたが、学校で国旗に対する儀礼を教えていなかったからです。
オリンピック、パラリンピックが東京で開催されるときに恥をかかないようにきちん学校で教えて欲しいと思います。
川畑賢一の一般質問(子育て支援について)
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坪井児童ホーム設置予定は?
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アンデルセン公園入園料は、子供を無料にし、高齢者にも一定の負担を負って頂くべきでは?
川畑賢一の一般質問(教育問題について)
- 運動会・体育祭の国旗掲揚は?
- 卒業証書の年度末発行は國語の作法破壊である。早急に見直すべきではないか?
二期目に挑戦 川畑賢一
平成二十三年の市議会議員選挙で「船橋から日本一の教育を」をかかげて初当選、以来今日までその実現を目指して微々たるものではありますが、力を注いで参りました。
教育問題
- 船橋で日本一の教育を目指す
全小・中学校図書館蔵書率100%は実現できました。
武道場の無い中学校への設置も教育委員会は検討に入りました。
アンデルセン公園入園料小中学生の無料化の検討もなされています。
徐々にではありますが、教育環境の整備充実はなされつつあります。しかし理想的環境の実現はまだまだ遙か彼方の感を深く致します。
残された問題を列挙すれば
- 学力向上
- 野田市では実施されている土曜授業の復活。
- 小中学校の二期制を三学期制に戻す。
- 千教研(小中教協)の廃止
野田市で土曜授業が復活したのが良い例です。法律が変わって、市区町村教育委員会独自の判断で土曜授業は実施出来るようになったのです。
土曜授業の完全廃止は平成十四年からでした。国が法律で決めたのでした。
ところがほとんどの私立の小・中・高等学校は独自に土曜授業を行っていましたし、今も続けています。その結果、経済的に余裕のある家庭の子供は公立学校よりも私立の学校を選ぶことが多くなりました。特に首都圏ではその傾向が著しい。親の立場からすると、我が子の将来の職業選択の幅を広げるために、学力をつけるには土曜休みの公立よりも土曜授業の私立が良いと判断するからです。私もその判断に同意せざるを得ません。
ここにおいて、私立学校に子を通わせる親は、かつて義務教育が低廉で十分な学力を保証した時代の親よりも私立学校に支払う経費分は確実に多くなっています。
国は公平低廉な義務教育を週休二日にしてしまって、子供の教育に機会の不平等をもたらしてしまっているのです。その結果、裕福な家庭の子供とそうでない家庭の子供の間で学力格差が生じ、生涯賃金の格差となって負の連鎖を生じてしまっています。 学校が週休二日になる以前は家庭の経済力の差を解消する一つの大きな場が義務制の公立小中高等学校でした。
今、野田市の例に見るように市区町村で土曜授業の復活が出来るようになりました。
船橋でも一刻も早く野田市にならい土曜授業を復活し、子供に必要な学力を今以上に十分に身につけさてやる必要があります。かつて親たちがに安心して公立学校に子供を通わせた時代を復活するのが、特別に私立学校の建学の精神に共鳴する親たち以外のほとんどの市民の願いでもあるでしょう。いや全国民の願いでもあるでしょう。
中核市船橋で土曜授業復活を基本とした理想の義務教育が実現すれば文科省は船橋を手本とするでしょう。この実現は必ずや市民を幸福にし、義務教育蘇生の魁となるに違いありません。
かつて我が国の教育は世界一でした。土曜授業は当たり前でした。それをとりもどそうではありませんか。
なによりも子供の幸せのために。
- 作法と型の復活
- 発行期日年度末の卒業証書を伝統に従った式日発行に戻す
- 春実施の運動会は秋へ(小学校)
- 税金の公平な分配(幼児一人ひとりへの公費助成金が保育園児に厚く、私立幼稚園児には薄く、大きな差がある)
教育問題以外では
狭い道路
東京通勤圏としての船橋の宿命でもありましょうが、昭和40年代に人口急増、無計画な宅地化と人口密集地区に狭い道路の出現。緊急車両の進入さえ危ぶまれる地域が点在するのは人災、自然災害対策上我々船橋市民が解決しなければならない大問題でしょう。
道路の拡幅は私権とのからみでなかなか困難ですが、住み良い安心安全な環境は道路拡幅からだと考えます。地権者や地域の方々との合議納得で、時間をかけても是非とも実現しければならない重要な課題ではないでしょうか。
積極的に解決を目指します。
- 高齢化
- 自助・互助の精神を一層強化して乗り切りましょう。
阪神淡路大震災より20年。近隣で御互い助け合う関係ができていた所ほど救助率が高かったと言います。
高齢化、独居化で起こる一次的問題も近隣の助け合い無しには解決しないでしょう。町会、自治会、地域社会福祉協議会、老人クラブなどは高齢化問題ばかりでなく種々の問題解決の基礎的な単位団体で、目立たないが、私共の生活に大変重要な役割を果たしていると思います。
これらの団体の強化発展に尽力致します。
- 子育て環境の充実
家族であるとか、同じ市民だとか、同じ県民だ、祖国は一緒だなどと御互いに自覚できるのは共通の思い出があるからです。
アンデルセン公園の子供無料化は家族連れが入園しやすく、家族の思い出をつくる手助けをすることです。家族を強化する一助です。
子育て環境の充実に尽力します。
良き思い出を持つ子供は良き市民に必ず成長しますから。
- 保育園待機児解消
- 女性の労働力が必要不可欠な時代に保育園待機児問題解消は当然です。
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