2015年1月17日土曜日

私の教育発想の原点

教育発想の原点~(数学教育協議会に触れて)

平成二十二年一月、坪井小で数学教育協議会が新春全国研究集会を開催しました。
地元坪井の方々をはじめ船橋市内全域に亘る商工農水産業の方々が積極的に御協力くださり、北海道から鹿児島までお集まりの先生方三百名に船橋のアピールや、おもてなしの心での接待をして頂きました。

御陰様で市内全域からお集まりの児童・生徒・保護者・地元自治会関係者総勢千名にも及ぶ参集者全てが算数・数学にふれたり、授業に参加したり、船橋を更に知ったりと、研究集会は大成功に終わりました。関係の先生方や、御協力・御参加頂いた方々からも大変良かったという声をお聞きしました。

顧みれば、これが教育発想の原点であるように思われ、平成二十二年一月は私にとり教員として画期的な年となったのでした。
おそらくこの集会に携わって下さった方々のどなたもが、自分のためではなく人のために仕事を工夫して御参加頂いたことが、御参集の方々に感動を与えたのでしょう。小中学校は地域の愛情の結集点であれというのが私のモットーでしたが、はからずもこれが新春全国研究集会で実現したのでした。

大人の智慧を、地域の愛情を学校教育に大胆に取り入れ、共々に子供の成長を願って工夫すれば、教育にも地域の融和発展にも大きく資するということを私はこの研究集会で学びました。教育とは人類の英知を年長者から年少者に伝授し、立派な大人に成長するのを願う所行に他なりません。

こう考えたときに、現在の義務教育は、とりわけ船橋の教育には工夫の余地がもっとあるのではないかと考えます。子供の教育は一日もゆるがせにできない、小さくはお家の、地域の、船橋の、大きくは国家盛衰の、人類発展の要でしょう。


私は「教育110番」を坪井に開設し、教育問題のより一層の把握と船橋教育のよりよい展開のための具体策を研究・検討して参る所存です。

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